CakePHP2.5.2のインストール

KAGOYA/VPSサーバにCakePHP2.5.2をインストールします。

(注意)
「test.jp」ドメインでブラウザからアクセスできる設定が出来ていることが前提での記述です。
apache、PHP、MySQLの設定については今回の説明には記述していません。

■CakePHP2.0ダウンロード
「http://cakephp.org/」サイト右上の「Download」ボタンからダウンロードします。
Windows上デスクトップに「cakephp-cakephp-2.5.2-0-g96df2c4.zip」ファイルが作成されます。

■ダウンロードファイルの解凍
デスクトップ上で解凍すると「cakephp-cakephp-736e999」フォルダに解凍されます。

■CakePHP2.0インストール
今回はサーバ上の「/var/www/test」ディレクトリにインストールします。
WinSCPでWindowsのデスクトップから「cakephp-cakephp-736e999」フォルダをサーバの/var/www/ディレクトリにアップロードします。
アップロード後ディレクトリ名を「cakephp-cakephp-736e999」から「test」に変更します。

■CakePHP設定
・「tmp」ディレクトリのパーミッション変更
# chmod -R 0777 /var/www/test/app/tmp

■暗号化設定
「/var/www/test/app/Config/core.php」を下記のように変更します。
今回はディフォルト設定の前に「TEST」と「9999」を追加しましたが、好きな文字列に変更してください。

/**
* A random string used in security hashing methods.
*/
//Configure::write(‘Security.salt’, ‘DYhG93b0qyJfIxfs2guVoUubWwvniR2G0FgaC9mi’);
Configure::write(‘Security.salt’, ‘TESTDYhG93b0qyJfIxfs2guVoUubWwvniR2G0FgaC9mi’);

/**
* A random numeric string (digits only) used to encrypt/decrypt strings.
*/
//Configure::write(‘Security.cipherSeed’, ‘76859309657453542496749683645’);
Configure::write(‘Security.cipherSeed’, ‘999976859309657453542496749683645’);

■データベース設定
「/var/www/test/app/Config/database.php.default」を「/var/www/test/app/Config/database.php」にコピーします。
$defaultのlogin、password、databaseを変更します。
$testのlogin、password、databaseを変更します。

▼設定変更内容
login:データベース接続ログインID
password:データベース接続パスワード
database:データベース名
▲設定変更内容

■TOPページ表示
ブラウザから「http://test.jp」にアクセスにTOPページを表示させます。

■画面上部に下記エラーが出た時の設定
「/var/www/test/app/Config/core.php」の「date_default_timezone_set(‘UTC’);」行のコメントをはずします。

▼エラー内容
Warning: strtotime(): It is not safe to rely on the system’s timezone settings.
You are *required* to use the date.timezone setting or the date_default_timezone_set() function.
In case you used any of those methods and you are still getting this warning,
you most likely misspelled the timezone identifier. We selected ‘Asia/Tokyo’ for ‘JST/9.0/no DST’
instead in /var/www/test/lib/Cake/Cache/CacheEngine.php on line 60 Warning: strtotime():
It is not safe to rely on the system’s timezone settings. You are *required* to use
the date.timezone setting or the date_default_timezone_set() function.
In case you used any of those methods and you are still getting this warning,
you most likely misspelled the timezone identifier. We selected ‘Asia/Tokyo’ for ‘JST/9.0/no DST’
instead in /var/www/test/lib/Cake/Cache/CacheEngine.php on line 60
▲エラー内容

■テンプレートの文字化け
テンプレートを保存するときに文字コードを「UTF-8」改行コードを「LF」にします。

■DBから読みだした値が文字化けする対応
「/var/www/test/app/Config/database.php」の「’encoding’ => ‘utf8’,」のコメントをはずします。



Posted in CakePHP | CakePHP2.5.2のインストール はコメントを受け付けていません

MacBookAirのWindows7で全角と半角切替

■どうにもこうにも半角英数が面倒くさい件

半角英数の入力が面倒なので設定を調べてみた。
「かな」モードで入力した後でファンクションキーで半角に切替だと面倒くさい。
半角のスペースはさらに入力しづらい。
半角と全角の切替を一回のキー操作で行えるような設定変更を行った。

■変更方法
1、Windows画面下のタスクバーのIMEの下▽(オプション)を押し「プロパティ」を表示させる。
2、「プロパティ」を開き[全般]タブ内の[編集操作]項目の「キー設定(Y):」の[変更]ボタンを押す。
3、[キー設定]タブ内の「*キー」項目の「無変換」行の「入力/変換済み文字なし」項目を選択し[変更]ボタンを押す。
4、「機能選択」ポップアップ画面内から「IME-オフ」を選択し[OK]ボタンを押す。
5、[キー設定]タブ内の「*キー」項目の「ひらがな」行の「入力/変換済み文字なし」項目を選択し[変更]ボタンを押す。
6、「機能選択」ポップアップ画面内から「IME-オン」を選択し[OK]ボタンを押す。

これで[英数]ボタンで半角英数、[かな]ボタンで全角切替が可能になった。

Posted in MacBookAir | MacBookAirのWindows7で全角と半角切替 はコメントを受け付けていません

MacBookAirでAWS EC2にSSH接続

WindowsでAWS EC2に接続していたSSH環境をMacBookAirに移行するときの手順について整理してみた。

1、秘密キーファイル(サフィックスがpemのファイル)の移行

 Windows環境で使っていた秘密キーファイルをMacにコピーします。
 今回は「/User/goto/Desptop/ppk」ディレクトリに「aaa.pem」の名前でコピーしました。

2、パーミッションの変更

 ターミナルを起動し「/User/goto/Desptop/ppk」に配置した秘密キーファイルのパーミッションを「600」に変更します。
 「644」などの権限ではパーミッションエラーとなります。
 $ chmod 600 aaa.pem

3、ターミナルで接続

 ターミナルからsshコマンドで接続します。
 $ ssh -i /User/goto/Desptop/ppk/aaa.pem ec2-user@xxx.xxx.xxx.xxx
 「xxx.xxx.xxx.xxx」は接続したいAWSのPublicIPです。

 

Posted in Amazon Web Services, EC2, MacBookAir, クラウド | Leave a comment

MacBookAirのソフトウエア調査

MacBookAirにWindowsを入れるにあたり調査したこと。

■Windowsを入れる方法に2通りあるようだ。

1、Parallels Desktop for Mac ¥7,900
  Parallels Desktop for Mac を使用すれば、Windows と Mac OS X のアプリケーションを同時実行可能。
  再起動の必要がなくWiondowsとMac間でコピーアンドペーストができる。
  別途Windowsソフトウエア料金が必要なので「Windows Home Premium」の場合は約2万円以上必要。

2、BootCamp
  BootCampはMacに標準装備しているのでWindowsソフトウエア料金だけですむ。
  しかし、MacとWindowsは切替て起動必要で、MacとWindowsのコピーアンドペーストが出来ない。
  Office2007が使えればよいのであればBootCampを使う方法でよい。

3、CrossOver
  CrossOverでOfficeだけを動かせばWindowsは不要である。
  CrossOverであれば約6,000円ですむ。
  
■ツールの調査

1、ファイル転送
  Windows:FFFTP、WinSCP
  Mac:FileZilla(フリーソフト)

2、SSHクライアント
  Windows:PuTTY、TeraTerm
  Mac:Chrome上で稼働するSecureShell←これかなり便利
     ターミナルでsshコマンドを使うこともできる

3、テキストエディタ
  Windows:TeraPad、秀丸
  Mac:CotEditor(フリーソフト)←これって便利なのかなぁ?

4、圧縮/解凍
  Windows:Lhaca、Lhaca124
  Mac:標準装備(二本指クリック(右クリック)で圧縮可能)

5、ファイル比較
  Windows:df
  Mac:FileMarge(日本語対応あり)(フリーソフト)
     Xcode Tools(無料)をインストールすると使える(Apple IDが必要)
     ターミナルでcmpコマンドを使うこともできる

6、バイナリエディタ
  Windows:Stirling
  Mac:0xED(フリーソフト)
     ターミナルでcmpコマンドを使うこともできる

7、画面キャプチャー
  Windows:FastStone Capture
  Mac:SimpleCap(フリーソフト)←これかなり便利

8、PDF変換
  Windows:いきなりPDF
  Mac:標準装備(印刷時PDF化可能)

9、データベース接続
  Windows:SQLDeveloper(フリーソフト)
  Mac:SQLDeveloper(フリーソフト)

10、ポートスキャンツール
  Windows:Nmap(フリーソフト)
  Mac:Nmap(フリーソフト)

(注意)
 システム環境設定→セキュリティとプライバシー→ダウンロードしたアプリケーションの実行許可
 を「すべてのアプリケーションを許可」に変更しないとインストールできないソフトウエアあり。

APPLE MacBook Air 1.3GHz Dual Core i5/11.6″/4GB/128GB MD711J/A

新品価格
¥86,400から
(2014/5/22 00:03時点)

Posted in MacBookAir | MacBookAirのソフトウエア調査 はコメントを受け付けていません

2-9.Amazon S3のs3cmd使い方

s3cmdの基本操作について説明します。

バケット情報確認
$ s3cmd info s3://bucket-name

バケット一覧表示
$ s3cmd ls

バケット作成
$ s3cmd mb s3://bucket-name

バケット確認
$ s3cmd ls s3://bucket-name

バケット削除
$ s3cmd rb s3://bucket-name

バケット使用量確認
$ s3cmd du s3://bucket-name

バケットにファイルアップロード
$ s3cmd put file-name s3://bucket-name
バケットにディレクトリアップロード
$ s3cmd put -r dir-name s3://bucket-name
(注意)「dir-name/」とすると「dir-name」ディレクトリは作られず
    「dir-name」内のファイルがアップロードされます。

バケットからファイルダウンロード
$ s3cmd get s3://bucket-name/file-name

バケットからディレクトリダウンロード
$ s3cmd get s3://bucket-name/dir-name
(注意)「dir-name/」とすると「dir-name」ディレクトリは作られず
    「dir-name」内のファイルがダウンロードされます。

バケットからファイル削除
$ s3cmd del s3://bucket-name/file-name

バケットからディレクトリ削除
$ s3cmd del -r s3://bucket-name/dir-name

←「2-8.Amazon S3のs3cmdをKAGOYA/VPSにインストール」はこちらです。

⇒次は「2-10.Amazon S3に自動バックアップ」を説明予定です。





◆クラウドデザインパターン書籍◆

Amazon Web Services クラウドデザインパターン実装ガイド

Amazon Web Services クラウドデザインパターン 設計ガイド

Posted in Amazon Web Services, S3, クラウド | 2-9.Amazon S3のs3cmd使い方 はコメントを受け付けていません